かわぴょん〜第ニ章〜
聖なる夜ですね、この勝負の日にみなさんはどうお過ごしでしょうか?
え?「リア充爆発しろ」って?
いやいやそんな。
みんなのクリスマスですよ。
そんな物騒なこと…
・・・気が合いますね。
どうでも良いことですがブログの名称「婚活で出会ったオトコたち」から変更しました。
これまでの名称だとググったときに類似サイトが山のように出るので…
しばらく「婚活オトコ百科」でやってみます。
「知らねえよ!てかググんねえから!」
・・ですよね。
では前回のつづき!
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異業種交流クリパで出会った「異常な目つきで見てくるオトコ」かわぴょん。40歳。
なんか…目がイっちゃってるんだよなあ…
ビビりながら会話してみると、目つきはアレなんだけど話は普通にできる。
若干テンション高めでキテレツだけど、まあまあまっとうなアラフォー男性でございました。
名刺をもらって見ると、どうやらお父様が会社を経営されていてかわぴょんは2代目。ゆくゆくは継ぐらしいのです、いわゆる御曹司ということですね。
しかもおウチは広尾とのこと。
もしかすると、かわぴょんは優良物件なのか?
お友達もお育ちが良さそうなのかしら?
『御曹司』に目がくらんだ私たち。
しかしかわぴょん自体とは恋が生まれそうにはないので、合コンを開いてもらう約束をしその日はお別れいたしました。
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後日、合コンの日。
わたしとバニ美は合コンが開催される街恵比寿の西口で、かわぴょんと集合すべく待っていた。
うーーん、どこだろう。
週末の夜の恵比寿は人でいっぱいでなかなか見つけられ・・
・・ん?
も、もしかして、、
あのギラギラ輝くイカれた目つきは
見つかった!!
かわぴょんだ!
ナナコ&バニ美「川口さ…」
!!
白い。
かわぴょんはなぜか全身白で決めています。
白いダウンと白いパンツとかもうミシュランマンのコスプレとしか思えない。
顔も似ている
今となってはオールホワイトは流行していますが、当時(5年くらい前?)は明らかに異様。
時代を先取りしすぎてる!
2015年。かわぴょんに時代が追いついた。
周りから浮きに浮いた男が小走りで駆け寄ってきます。
ひええええ。
かわぴょん「やー!こんにちはこんにちは!」
やっぱり目がこええ!!
バニ美に突き刺さる視線
合コン会場に向かう私たち&かわぴょん。
気のせいか、周りの人々もミシュランマンかわぴょんに目が釘付け。
~合コン開始~
~合コン終了~
合コンは、特に私たちの琴線に触れる方はいませんでした。(全っ然覚えていない…)
特にかわぴょんはパーティーで会ったときと変わらず、やはり目つきのヤバさとキテレツハイテンションな感じがどうしても慣れない私たち。
合コン自体はすーーっと終了して、解散となりました。
が、終了後、事件は起きていたのです!
~ここからはバニ美隊長から聞いたお話~
かわぴょんが狙っていたのは勿論バニ美。
バニ美と家が近かったこともあり「ちょっと一杯飲んで帰ろうよ~!」
と、2軒目に誘います。
バニ美は非常に心が優しいので、2人の間に恋が生まれることは100%ナイにもかかわらず「一杯くらいいいかー」とバーで一杯お付き合い。
バーのカウンターで隣り合い、恋愛の話を始めます。
ミシュランマン「バニ美ちゃんはどのくらいカレシがいないの?」
実は、バニ美はその時カレシの浮気が発覚し別れたばかり。
男性不信に陥っていました。
バニ美「じつは、、こないだ別れたんですけどね。。ちょっといろいろあって・・」
ミシュランマン「どうしたんだよー話してみなよ!」
さすが40代。大人の包容力を発揮し、話を聞きます。
やさしい男、ミシュランマン。
バニ美「こういうことがあって・・」
ちょっと弱っていたバニ美。話しながら徐々に涙ぐんでしまう。
バニ美「もう、男の人が信じられなくて・・(涙声)」
ミシュランマン「・・・」
その時、
バニ美の目の前にかわぴょんのキス顔が!!!
!!!!
バニ美「ちょちょちょ!!」
ミシュランマン「?」
バニ美「(?じゃないでしょ!!そこチューするタイミングじゃないでしょ!!)」
・・涙ぐむバニ美がかわいかったんでしょう。
にしても何も言わずチューしてこようとするとか恐ろしい男である。
御曹司には、怖いものはないのだ!
バニ美は持ち前の機動力で、チューをうまくかわして家に帰りましたとな。
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急にチュー事件から1ヶ月。
かわぴょんのことを忘れかけていた我々に、一通のメールが届きます。
「ウチでホームパーティーするからおいでよ!次は若い男の子もいっぱいくるよー」
・・・
嫌な予感はするものの「若い男」に反応した私たちは
ホームパーティーに行くことにしました。
さすが鬼の婚活師。勇気だけは持っているのです!
しかし、そのホームパーティーで私たちは恐怖体験をすることになるとは思ってもいなかった。。
>>続く
≪本日の学び≫
バーのカウンターで恋の相談をすると、チューしてくるヤツがいる(特にバブル世代)