ピスタチ男
えー、婚活にもいろいろとございまして・・。(落語風)
最近はスマートフォンの恋活アプリみたいなのがたくさんあるんですよ。
Omiai(オミアイ)とかpairs(ペアーズ)とかマッチアラームとか。
なかなか良いらしく、私の周りでもそれで
「アプリで彼女が出来たよー!」
「彼氏ができたにゃん♪」
というハッピーで非常に妬ましい報告が飛び交っております。
例に漏れず私もそういったアプリで婚活しているわけですが、
もうね、私はストライクゾーンが異常~に狭くて、とにかくたくさんの男性と会わなきゃダメなんです。
理想が高いんじゃないの!
ただ、ゾーンが狭いんです!
マニアってかツボが変なんです!たぶん。
元彼(付き合ったら変態でしたが・・)と出会ったのだって30回くらい合コンを繰り返した戦果ですからね。
なので、アプリで婚活しているときは、多いときは1週間に5人くらいの男と出会って食事に行ったりしました。
就職活動の会社説明会かってくらいのペースに、自分でもびっくりしますわ。
ネットやアプリで出会った人と会うときは一対一ですから、
結構緊張するし疲れますので、大勢の男性と会うのはオススメはできません。
やりすぎると、初対面の人と話すドキドキ、みたいのが薄れていき変な度胸はつきますがね…
もう最近は駅とかで初対面の人と待ち合わせしても
「あ、こんにちわ~」
みたいな動じない笑顔が出せますからね。
ご近所さんとの挨拶ぐらいの温度
ただ、たくさんの男性と会いすぎて最近もう誰が誰だかわからなくなってしまいました。
何事もほどほどですね。
今日はアプリで出会った「変な癖がある男」をさくっとご紹介!
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その男性、アツシ(仮)は弁護士をやっている34歳。
見た目は、私の最も苦手とする「エグザイル風」の人種だったのね。
そもそもエグザイル風の弁護士っているんですね…と思ったのですが、、
ただ、ザイルなことを除けば雰囲気がイケメンで、立ち振る舞いも男らしい感じ。
話も結構おもしろかったので「あーこの人女性にモテそうだなあ~」と思っていたわけです。
和風居酒屋で一緒にお酒を飲んでいると、徐々にアツシの黒めの肌(絶対焼いてるだろ!)が赤みがかり、彼はいい気分になってきました。
アツシ「なんかさ~、アプリの自己紹介欄に『弁護士』って書いてるだけで「私、ベンゴシの人と結婚したいんです!」とか言ってくる女性がいてさ~~。弁護士とか大したもんじゃないよ?てか会ってすぐにいきなりそんなこと言ってくる女とか怖くない?」
ナナコ「へえ~それは急で怖いかも~(・・ええやないか。ベンゴシってだけで常人の数倍モテてんだぞ。自慢か、自慢なのか?)」
とか楽しいことを考えながらアツシ氏と『婚活あるある』をおしゃべりしていたのですが、なんだか違和感を感じ始める私。
なんか、、なんか変。
彼を凝視していたら違和感の理由がわかりました。
アツシ「でさ、その子がこんなこと言ってきてさー~」
エグザイル風
彼はこんな感じで精悍な顔つきなのですが
たまに、
アツシ「〇〇だったんだよね!」
と話が終わった瞬間に
ぐるっ
こうなる。
そう、彼はピスタチ男なんです。
もうね、話が切れるたびに「ぐるっ」と白目になるるもんだから
もう気になっちゃって気になっちゃって。
私の目には「ぐるっ」しか映らない!
怖いわ
一応彼の尊厳を守るために言っておくと、気にしない人は気にならないくらいのほんの一瞬の白目なんです。
ただ、私は
話が全然入ってこない!
酔ってるから「ぐるっ」となるのか、
仕事中も「ぐるっ」となるのか、
そもそも「ぐるっ」となっている自覚はあるのか?
・・そこはさすがに聞けなかったですね。
その後も、
付き合ったらチューする前に見つめ合ってるとき「ぐるっ」てなるのかなとか
エッチの時も「ぐるっ」となるのかなとか
「ナナコさんを僕にください!『ぐるっ』」みたいになるのかなとか
妄想が膨らんでしまって頭の中は大混乱でした。。
もちろん向こう的にもすっごい凝視してくる女とか嫌ですよねってことで
次はありませんでしたわさ。
ちゃんちゃん。
≪本日の学び≫
変な癖を見つけても妄想を膨らますな
いいか!妄想しても良いことはないぞ!
妄想の権化ことナナムラがこういうんだ!間違いない!