婚活オトコ百科

ナナムラナナコの婚活ブログです。出会った男女の愉快な生態を紹介します。

【番外編】婚活オンナ百科〜医者狙いの女〜

こんばんは、ナナムラナナコです。

 

最近、さまざまな方々に当ブログを紹介していただくことが増えまして大変ありがたい限りなのですが、

有名なメディアで取り上げられると恐ろしくて震えが止まりません。

例えばnewspicksさんとか

newspicks.com

マンガ新聞さんとか

www.manga-news.jp

はたまたそれをホリエモン大先生がツイートしてくれたりとか

 

・・どうしたんでしょうか。

特にnewspicksとか、意識の高い人が読む真面目な内容中心のキュレーションサービスだぞ?こんなの載せて大丈夫か?と思いましたよ。ボコボコにされるんじゃないかとビビっております。

でも本当に光栄なことで。一生の宝物にします。

 

これも毎回毎回読んでくださっているみなさんのお陰です。正気ですか?ありがとうございます!

これからも、価値を創造できるようなブログを・・。無理だな。

ちょっぴり笑える小話を提供できるよう頑張りま〜す。

 

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さて、このブログも50記事を超えまして、最近は自分だけじゃなく周りの方々の婚活ってどうなんだろう?と人の婚活話を聞かせていただくことも増えてきました。

これまでたくさんの個性的な男性を紹介してきましたが、男性陣に話を聞いてみると、女性にもなかなかアクの強い方がいるんですよね。

いや、むしろ話を聞けば聞くほどオンナのほうが滑稽で恐ろしい存在なのではと思ってきております。婚活している女はとかく必死すぎて狂いがちですからね・・

 

ということで、今回は番外編「婚活オンナ百科」をお届けします。

婚活している男性のみなさん、あるある!と頷いてくださいね(あるのか・・?)。女性のみなさんは”人の振り見て我が振り直せ”な内容です。

ではどうぞー!

 

 

今回のネタ提供:医師「信太郎(仮名)」36歳

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医師をしている友人の信太郎さんに聞いた話。

f:id:nnnaaa00:20160507234009j:image流行りの塩顔

 

信太郎が、友人に誘われ異業種交流(という名の出会い系)パーティーに行ったときのこと。

 

はっきり言って信太郎はそういったチャラついたパーリーに行くのは好きではなかったが、友人はどうしても「お医者さん」を連れて行きたかったらしく強く参加を要請してきた。

f:id:nnnaaa00:20160507234501j:imageお願いお願いお願い

 

そのときたまたま彼女がいなかったこともあり、友人の必死なお願いに負けた彼はしぶしぶながらそのパーリーに参加してみた。

 

会場に行くと、そこには光沢のあるスーツを着た男、そして結婚式の2次会のように気合の入った格好の女性がたくさんいた。

「医者」「さわやか(塩)」そして「30代中盤という若さ」のという女性が好む条件の揃った信太郎。パーリーではたくさんの女性が話しかけてくる。

f:id:nnnaaa00:20160507234547j:imageドクターの威力!

 

しかし彼は、

・恋愛に対しては真面目(医者なのに珍しい・・)

・見た目のハードルが非常に高い、いわゆる面食い(本人は否定しているが絶対そう)

であるため、なかなかすぐに「いいな」と思える女性には巡り合わなかった。

 

※ちなみに彼が好きな女優は松下奈緒。

f:id:nnnaaa00:20160510204834j:imageこんな聖女のような女、俗世間にいるか!

 

会が1時間ほど進行した時、信太郎に一生懸命話しかけてくれた女性がいた。

名をクミさん(仮名)としよう。年齢は27歳。

f:id:nnnaaa00:20160507234608j:image清楚かつ目鼻立ちくっきり

 

彼女は某化粧品会社の美容部員。

さすが普段から美に関する仕事をしているだけあり、群がってきた女性たちのなかでは最も綺麗な人だった。

また、仕事について色々と興味を持って聞いてくれて「良い娘だなー」と思ったそうな。

チャらくない(自称)信太郎は、こういう美容部員の女性とはあまり触れ合ったことはなかったのだが、とにかく興味深々で仕事の話を聞いてくれるのが嬉しかったのだ。

 

パーティーが終了する時間になり、信太郎はクミに「2人でお酒を飲みましょうか」と提案。もちろんクミは2つ返事でOK。

2人はパーティー会場のすぐ近く、おしゃれな居酒屋に向かった。

 

しかし・・ 

 

パーティー中は周りに群がる女性含め皆で話していたため気がつかなかったが、2人きりで話をすると思っていたよりも盛り上がらない

f:id:nnnaaa00:20160507234637j:image沈黙

 

それもそのはず、信太郎はマジメな医師であり、話題も医療に関することか頑張ったとして趣味のゴルフの話くらい。恋愛の場には疎かったのだ。

対するクミさんはファッション、ドラマ、流行りの商業施設やグルメスポットなどが生活の中心。

お互いの仕事の話を一通り終えた今、2人の共通の話題はなくなってしまった。

信太郎はこの状況を全く予期できなかった。痛恨のミス!

 

結局、2次会は特に楽しい会にならなかった。もちろんクミさんも「盛り上がらなかったなー」と思っているはずだ。

オイ!・・信太郎よもっと会話がんばれよ!(byナナコ)って話なのだが。。

 

時間が遅くなってくるにつれ、心なしかクミさんの言動がおかしくなってきた。

信太郎「そろそろ終電ですかね?帰りましょうか」

クミ「いえ・・大丈夫です・・

f:id:nnnaaa00:20160507234701j:image何が大丈夫なのか

 

信太郎「え、、はあ。」

大丈夫というからには大丈夫なのだろう。

クミさんが帰りたくなさそうだったので、さらに盛り上がらない飲みを続ける。

聞けばクミさんの家はここから距離的にはタクシーで1メーターの距離。もう少し経ったらタクシーで帰してあげればいいかと思っていた。

 

そうしていよいよ0時近くなり、信太郎の終電も危うくなってきた。

信太郎「僕がもう終電になっちゃった。そろそろ帰ろうか。」

そう言って店を出て帰ろうとしたときクミが言った。

 

クミ「実は私、、タクシーが苦手で・・歩いて帰りたいんです!

家まで送ってもらえませんか?」

f:id:nnnaaa00:20160507234745j:image謎の言い訳

 

信太郎「え・・?」

俺、もう終電なんだけど・・タクシーが苦手ってどういう・・

 

「?」でいっぱいになったが「送ってもらえませんか」と言われてしまっては送らないわけにはいかない。ジェントルドクター信太郎。

信太郎「・・・(あーもう終電なくなった。俺の家タクシーで帰るとそこそこ遠いから電車乗りたかったんだけどなあ〜)」

マジメな信太郎氏「家に行けるかも!ラッキー」みたいな感覚は全くなく、ただただ面倒くさかったそうだ。本当か?

確かに、初対面の特に話も盛り上がらなかった女性をなぜ家まで送らねばならないのか。とは思うかもしれない。

f:id:nnnaaa00:20160507234816j:image 当然歩いている間も無言

 

数十分歩き、クミの住むマンションの前に着いた。

信太郎「(やっと着いたよ!)じゃ、今日はありがとう。また」

歩くことより、沈黙を過ごすのが辛かった信太郎。ようやく帰れる!と内心喜んだ。

帰ろうとした信太郎を、クミが止めた。

 

クミ「あの・・少し家に寄って行きませんか?」

f:id:nnnaaa00:20160507234842j:imageキター!!

!!

信太郎「・・・!」

一瞬迷った信太郎。

もしこれが”BOYS BE…”だったら迷わず家に行くパターンだ。

f:id:nnnaaa00:20160510004803j:plainボーイズビーって当時やたら広末みたいな顔の女の子が出てきたよね。作者がファンだったのか?

 

しかし、彼はマジメな医師。そして何より得体の知れない女性の家に行くなど怖くてできない。

信太郎「い、いや・・帰ります・・じゃあまた」

帰ろうとして踵を返したその時。

 

クミ「!!」

 

f:id:nnnaaa00:20160507234903j:imageガバッ

 

なんと、

信太郎がクミにガバっと抱きつかれた!

ドラマか!!

 

クミ「あなたが好きなんです!」

信太郎「・・・」

クミ「もう私、あなたに決めたんです!」

信太郎「・・・」

 f:id:nnnaaa00:20160507235318j:imageヒイイイ

 

「あなたに決めた!」って。ポケモンじゃないんだから。

f:id:nnnaaa00:20160510234443p:plain君に決めたー!

 

これが恋愛ドラマだったら良い場面かもしれない。3話目のラストの盛り上がり、といった感じか。

これが”BOYS BE…”だったら良い場面かも(以下略)

 

しかし、ドラマやマンガと実際は違う。信太郎は心の底から恐怖を感じた。

野生動物にとって食われるインパラのような気持ちだったと彼は語る(嘘つけ!)

 

そして何をしたかと言うと

信太郎「す、すみません!帰ります!!」

なんと信太郎はバッと彼女を引き剥がし、走って逃げた。

f:id:nnnaaa00:20160507235337j:image振り返りもせずダッシュ

 

走って逃げるて。中学生の恋愛か。

 

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と、これが、医者狙いのオンナに狙われたお話である。

彼は私にこう語った。

信太郎「出会って、医者だって言った瞬間彼女の表情が変わったような気がしたんだよ」

・・そりゃ変わるだろうな。医者を狙ってたらな。

信太郎「パーティーの間、何科のお医者さんなのか?とかいろいろ聞かれたんだ。最初は俺の仕事に興味を持ってくれているのかなって嬉しかったんだけど、今考えると・・」

そらそう計算していたでしょうね。

彼女的には条件クリアでロックオン対象になったわけだ。

でもさ、据え膳食わぬは男の恥だぞ?

ナナコ「マンションに寄って一夜を共にしてあげればよかったのに。可愛かったんですよね?そのクミちゃん。」

無責任に言ってみた。

信太郎「・・初対面で抱きついてくる女とか嫌だよ。『あなたに決めたんです』って怖すぎるだろ!!」

・・確かに。

 

信太郎の危機管理能力により、クミの体当たりは未遂に終わった。 

やり方は強引だったけど、私はちょっとだけ彼女の気持ちがわかるなあと思ってしまった。

 

クミちゃんは美容部員。

職場に男性もいなく、27歳で徐々に若さの衰えを感じ始め焦り(職業柄気がつくからね)早く結婚したかったんだろう。

もしかすると結婚したら専業主婦になる同僚も多いのでは。ナナコの友人の接客業の子たちに聞いたイメージですが…。

おまけに、クミちゃんは美人。これまでの人生でそこそこチヤホヤされたはずだから、そんじょそこらの普通のサラリーマンとは結婚したくないと思うでしょう。

 

そこで運良く参加できたパーティーで、爽やかな医者と知り合えたら・・

しかも2人で飲みに行けたら・・

しかもしかも話が盛り上がらなくてもう会えそうになかったら・・・

 

勝負に出るわな。

 

ナナコは、信太郎はさておきクミちゃんの幸せを祈るしかなかった。

でも、やっぱりいきなり攻めるのは怖いよね。気をつけようと思ったナナコであった。

 

 

《本日の学び》

急に抱きつくと男は走って逃げます。ロックオンした相手はじわじわ攻めましょう。

 

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