趣味に生きるオトコ
さて突然ですが、みなさんの趣味は何ですか?
合コンや婚活パーティー、ネット婚活など初対面の人と会話する場において
「趣味は何ですか?」
「休みの日は何をしていますか?」
という質問は「今日は晴れてますねー」くらいの基本かつハズレなしの話題。
私は、婚活の場においてはランニングが趣味と言っています。映画鑑賞も好きと言っています。
・・どちらも年に一回くらいしかしませんが(詐称だ!)
たくさんの男性と出会っていると、変わったご趣味をお持ちの方がたくさんいるんです。多少マニアックな趣味があるのも楽しいとは思うんですけどね。
今回は、婚活の場で出会った”ちょっと変わった趣味を持ったオトコ達”をご紹介します。
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《ケース1》闘魂野郎
燃えろ闘魂
友人に紹介してもらった人とごはんに行ったのだが、彼は熱狂的なプロレスファンであった。
ちなみに私は、プロレスが全然わからない。
詳しく説明してくれるのはとても嬉しいのだが
「◯◯という団体の△△という有名な人がいてね」
「◆◆の技でXXXというのがあってね」
など、出てくる単語が全部知らない言葉だらけ・・これには困ってしまった。
はっきり言って私のプロレスの知識はキン肉マンのみである。
「ブロッケンJr.の『ベルリンの赤い雨』てさ」
「ミートくんがバラバラにされた時ってさ」
などの超人に関する会話なら弾むけど、リアルなプロレスとなるとちょっと・・。
このゲームのブロッケンJr.は最強です
私の”プロレスわからない感”を察して話を変えてくれれば良いのに、なんと会っている間3時間ぶっ続けでプロレスの話でした。
3時間耐久デスマッチ
反応の薄い女に3時間もプロレスの話をし続けられる精神力。
超人強度で言うと100万パワーってところでしょうか(ウォーズマンと同等)。
説明ありがとう
仕方ないので
「覆面レスラーの素顔ってファンは結構見た事あったりするんですか?」
などしょうもない質問をするしかなかった。。
《ケース2》ゲームセンターあらし
ゲームセンターに通うのが趣味という男の子と出会ったことがある。
思い出せねえー
いや、いいんですけどねゲーセン行っても。ゲームも立派な趣味ですから。
もしストⅡの世界大会で優勝したとかだったら心の底から尊敬するよ。梅原大吾氏超リスペクト!
ゲーセン好きな彼ですが、一度2人で食事に行ってからというものの、私のラインには彼からのメッセージが毎日届くようになった。
その内容は・・
「今日もエヴァのフィギュアをゲットしたよ」
「今日はXX のぬいぐるみをゲットしたよ」
※これは LINEの画面です
・・UFOキャッチャー獲得報告!
そう、彼はゲーセンのなかでもUFOキャッチャーが大好きだったのだ。
この毎日の獲得報告は何なんでしょうか。褒めてもらいたいんでしょうか。
私にはUFOキャッチャーのすごさや違いが全然わからないので、何をゲットしたよと言われてもとりあえず「すごいですね」としか言いようがない。
そもそもそんなに毎日UFOをキャッチしてどうするんだろうか?家に置けるんだろうか?彼のおうちに行く勇気はなかったので、わからずじまい。
《ケース3》クラシックバレエ
観劇ではなく自分でやるほう
大人になってから始めたそうです。熱中して毎週通っている様子。
なぜだ…なぜ大人になって目覚めたのか。熊川哲也のファンか何かなのか?
・・詳しく聞けず。
ちなみに彼はノンケです。(←偏見。世のバレエ男子に怒られるぞ!)
《ケース4》サバゲー好き
ネット婚活で出会って実際にはお会いしなかったのですが、プロフィール写真が全て「サバイバル」な人がいました。
メインの写真
サブの写真
自衛官じゃないよ?趣味なんだよ?
サバイバルと言ってもGLAYじゃないよ?
さいとうたかを氏の名作コミックじゃないよ?
一家に一冊!
週末はいっつもサバゲをやっているらしいのです。
趣味サバゲ。プロフィール写真5枚すべてサバゲ。話題もほとんどサバゲ。
そしてちょいちょい「俺はチームの中ではリーダー的な存在で・・」という趣旨のアピールをしてくる。俺は強いぞアピールなんでしょうか。
彼の話を聞いてると、迷彩服も相まって徐々に彼がテレンス・リーに見えてまいりました。
もうあなたネット婚活じゃなくサバゲ仲間の中からお相手探したら良いんじゃなくて?と思わずにいられませんでした。
《ケース5》ファッショニスタ
ホムパで仲良くなった男性と、代官山でおデートした時のこと。
彼が並々ならぬ服好きであることはデートする前からわかっていました。なぜなら前に会った時『明らかに上級者じゃないと被らないだろうというニット帽』を着用していたからです。
だめだこれじゃ入院患者だ!
ファッショニスタである彼とのデートはもちろん服屋巡り。
「このブランドが好きなんだー」
と言って彼が連れて行ってくれる店は、どこもこだわりのある服を揃えている路面店でした。当たり前だが私の着られるような普通の服はあまり置いていなかった。
彼は、次々と一癖変わったコートを試着し始めます。
ナナコ「似合いますね!」
個性的すぎて何と言ったらいいかわからず、とりあえず「似合う」を連呼してみた。
すると彼は若干その気になったのか値段を確認。
そして言った。
「30万か・・
買いだな!!」
ナナコ「!!」
!!!
さ、、さんじゅうまんえん・・
確かにおしゃれですけど・・!確かにお似合いですけど・・!!
そのボロボロの白衣を黒く塗ったみたいな感じのコートが30万なんですかー!?(ディスってないよ)
安易に「似合いますね!」を連呼した自分を反省したナナコであった。
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ここまで5名ほどご紹介してきましたが、共通していたのは私が相手の趣味に全然興味がなくて盛り上がらなかったということでした…ゴメンナサイ…
これで女の子がプロレス好きだったり、服が超好きだったり、サバゲ好きであれば話が合って恋が生まれたかもしれません。
ときめくものって人それぞれ。そもそも個人差が大きいですが、特に男女差は顕著な気がします。
「この車すごくない?」
「このバイクすごくない?」
「このパソコンすごくない?」
「このラーメンすごくない?」
「この戦争映画おもしろくない?」
などなど、
男性が好きな趣味の多くは、なかなか女性に理解されないものです。(一部例外はいますがね)男性のみなさん趣味の話には気をつけましょう!
逆に女性も
「うちのワンちゃんかわいいの〜見て〜」
「昨日お菓子作ったよ〜見て〜」
など、あんまりしつこく乙女な世界を強要すると相手によっては引かれるので気をつけようね。。
《本日の学び》
趣味は、良さがわからない相手にアピールしても全然響かない
〜おまけ〜
変わった趣味というわけではないんだけど、結構な割合で婚活の場には「夢の国ファン」が存在しています。年間パスポート持っていたり「過去に働いていました!」という方もちらほら。
私の周りにはほとんどいないんだけど、みんな隠しているだけ?
こーゆー写真をプロフィール画像にしてる人多いです
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