ナナムラ式スパルタ婚活塾「イケそう感ヤレそう感」
こんばんは。ナナムラナナコです。
最近SNS等でこの駄ブログをご紹介いただけることが多くなり、読者の方も増えてきてとてもありがたいことでございます!
みなさまの期待に沿える記事が書ける気はしませんが、これからもゆかいな出来事があったらアップし続けますので宜しくお願いします〜
改めてこちらをご覧いただけると幸いです↓
※当ブログに登場する男性は本人が特定されないよう、またコンテンツとしておかしみが出るよう設定(職業・年齢・見た目)を微妙に変えさせていただいたり、脚色・誇張を加えています。
限りなく実体験に近いフィクションとしてお読みください。
さて、婚活ブログたるもの、変なナンパおじさんの話※1とか、おじさんに5万で買われそうになった話※2とかじゃなくモテテクみたいな話もしなきゃね。
ということでわたくしのバイブル水野愛也先生の「スパルタ婚活塾」には遠く及びませんが、今回はモテテクを一緒に学んでいきましょう。
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私は常々、男性の友人たちから「ヤレなそう感が半端ない」と言われます。わざわざネタにされるくらいなんだから相当な「ヤレなそう感」なんでしょう。
解説:インドで修行を積んだナーナ老師が編み出したポーズ。男性を遠ざける力があります。
最近、そんな自分のままで良いのか本気で悩み始めました。
これまでガードが堅い自分に対して特に危機意識は持っていなかったのですが、
いや、むしろ世の婚活に悩む女性の半分くらいの方々と同じように「貞操観念は大事にすべし!」という信念の元、そんな自分で良いと思っていた。
そして「ヤレそう」「ヤレなそう」という性的な目で女性を見るオトコたちにイラつくこともしばしば。
死ぬなんて言葉を簡単に使うなよ!!(金八風)
しかし、私がこれまでに読んだ数十冊のモテテク文献によると、やっぱり男性は「俺のこと好きなんじゃないか」とかいうところから恋が始まる様子。すべての恋は勘違いから始まるとも言いますからね。
女性だって自分にちょっと気がある人のことを気になったりするもんです。
結局、男性から声がかからないって悩んでる女子に足りないのは
「俺のこと好きなんじゃないか感」
「イケそう感」
「ヤレそう感」
この3つである気がします。
婚活市場で勝ち残るためには、セクシー売りをする必要はないけれど(そもそもできない)
若干の「イケそう感」は出さなければならないのではと。
このアイアンメイデン系30女のナナムラも、もう若くないんだからアイアンメイデンから抜け出して多少の「イケそう感」を身につけたいなと思い始めました。
※参照→スーパーアイアンメイデン
しかし、これまでずっとガードの堅い人生を送ってきた私。何をどうして良いかわからない。
- 毎日マウジーの服で会社に行くとか
マウジーに失礼
- 裸にコートで歩きまわるとか
痴女の仲間入り
- またはイエスノー枕を常にイエスを上にして持ち歩くとか
ただの新婚さん
もはや考えすぎて突飛なアイデアが浮かんでしまう始末。ただのバカです。
困った私は、ラテン男っぽい雰囲気を醸し出す先輩に相談してみた。
アモーレ!
こういう時は場数を踏んでそうな男の先輩に教えを請うに限るぜ!
ナナコ「先輩!イケそう感を出すにはどうすれば良いですか!?」
すると先輩は、次のような教えをわたくしに告げたのです。
ラテン先輩「じっと見つめるべし」
オーレ!
・・え?それだけ?
拍子抜けした私。見つめるとか古典的すぎないか?
もっと突っ込んで聞いたところ、具体的に教えてくれました。
ラテン先輩「じっと見つめて、目があったら3秒我慢してそらす。この繰り返しで大丈夫。」
アミーゴ!
ナナコ「エ、エンセリオー!?」(スペイン語でマジですか?の意)
3秒見つめてそらすって、そんな中学生の恋愛みたいなやり方で良いんですか?
目くらい誰だって見るでしょう。最近は「りぼん」に載ってる少女漫画だってもっと高等テクニック使いますよ?
全然最近じゃない…
しかし、しかしだ。
確かに思い返すと、私の人生で出会ってきたモテ女たちは皆、男性(女性)と近い距離で目をじっと見たり微笑んだりすることをごく自然にやってのけていた。
我が人生のレジェンドたち
モテとはそういうことなのか。
見つめ合う視線のレイザー・ビームで夜空に描く色とりどりの恋模様ってヒロミ・ゴー様も言ってますもんね。
「じっと見つめて、目があったら3秒我慢してそらす。」だけでしょ?
簡単な気がする。
早速、男性との初デート時に実践してみました!この日のお相手はイケダくんです。
イケダくんは友人の紹介で出会ったSEの方なのですが非常〜に柔和で話しやすく、一緒にいて楽な感じが良いなと思っていました。
人が良さそうです
イケダくんと広尾にあるおしゃれスペインバルに行った。まずは雰囲気から情熱的にしなければ。
イケダくん「おー!美味しそうな店ですね」
ナナコ「雰囲気もいいですよね〜」
・・・えっと、えっと
そわそわ
イケダくん「な、何頼みましょうか?」
ナナコ「・・じゃあ私は白ワインで」
・・・
挙動不審
いざやってみようとするとできない!
ぁぁぁぁぁ
私はそれまで気づいていなかったのです。
自分は、男性と2人の時に目をじっと見るのが非常に苦手だということに!!
そもそも出自がオタ女なんだから人の目を見るなんて無理なんだよね。
女同士ですらあんまり目を見ないんだよ、オタクは。目を合わせずに漫画の話するんだよ。
目を合わせるのは「じゃあね」の時くらい
まあオタ女といえども、わたくしも社会人生活長いですからね。仕事中や、複数の友人と飲んでいる時などは全く問題ないレベルまで相手の目を見ることができるようになりました。
しかし・・プライベートで、2人きりで、男の人と数秒見つめ合うのは何と恐ろしいことか。
怖いし恥ずかしいでとてもできるもんじゃありません。
こわいよこわいよ
でもね、イケダくんは私がデートしている相手では最も優しく最も目を見やすいと思われる男性なんです。
ここで負けたら一生負けやぞ!と、恐怖と恥ずかしさを我慢しながら、またもやイケダくんに実践。
3秒見つめる。そらす。
3秒見つめる。そらす。
イケダくん「え?何?具合悪いんですか?」
ナナコ「あ、大丈夫です大丈夫です!」
・・何か違うらしい。
イケダくん「さっきからナナコさん、ちょっと具合悪そうだなーって」
ナナコ「いえいえ!具合良いですよ非常に!」
どうしよう。体調を心配されている。
暗い青春を思い出してしまった。
そう、あれは私が女子校に通っていた頃、クラス替えで当時かわいいと思っていた女の子「U子ちゃん」と同じクラスになることができたんです。(恋愛対象という意味ではないよ)
私はU子ちゃんとあまり話したことがなかったのですが「かわいいなー」と思って遠くからよく見ていました。
U子ちゃんU子ちゃんU子ちゃんU子ちゃん・・(怖い)
するとある日、U子ちゃんとの共通のお友達からこう言われたんです。
友「ねえ、U子ちゃんがさ『ナナムラさんがこっちをたまに睨んでくるんだけど、私何か悪いことしたかな』って気にしてるよ。何かあった?」
ナナコ「!!!」
とてもショックでした。ただ見ていただけなのに「睨んでいる」と思われてしまうこの目つき。
その後U子ちゃんに直接弁明しに行ったのですが、何を思ったか
「かわいいと思って見てただけだから!」
という告白めいたことを言ってしまい、さらに墓穴を掘ってしまったのでした。
チャミスルチュセヨ
私の青春に影を落とす悲しい出来事でした。
さて、挙動不審に見つめることを繰り返した結果、当の面接相手であるイケダくんには怖がられ次回のお約束はありませんでした。
「イケそう感」を出そうと無理した結果「具合悪そう感」が出て失敗してしまった。
無念。
・・見つめるって難しいな。
そもそも見つめるどうこうではなく目つきの問題なのだろうか?優しい目つきで相手を見るってどうすればいいのか?
ひとまず今は特訓中。
人を怖がらせない優しい目つきができるよう、可愛いものや癒されるものを日々見つめて訓練することにします。
・毎朝「今日のわんこ」「にっぽんわくわくキャラバン」を観るのを日課にします!
ヒロアキかわいいよヒロアキ
・野良猫を見つけたら連れて帰って餌をやることにします!
猫おばさん予備軍
・保育園に行く子供たちを遠くから見つめます!
犯罪者予備軍
・・何をやっても変態的な目つきに磨きがかかる気がしてならない。
近日中に婚活の場でお会いする皆さん、目つきがやばい女と遭遇しても嫌いにならないでくださいね。恥ずかしがっているだけですよ。
<本日の学び>
「3秒見つめてそらす」でイチコロ(らしい)
※1 ナンパおじさん
※2 五万で買われそうになった話
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