イベントで出会った美容師のオトコ〜前編〜
こんばんは!
生まれ変わったらハワイ出身のハーフモデルになりたいと、星に願いをかけるナナムラナナコです。
ハワイ出身のモデルさんってみんなかわいいよね・・健康的な肌の色に足は短パンで、エキゾチックでヘルシーなセクシーさがあり、朝からランニングやヨガしたり元気でさ。。
顔色が悪い私には羨ましい限り。
さて、今日は私がまだ男性にあまり免疫がなかった昔、イベントで遭遇した美容師さんのドイヒーな話でございます。婚活に関係ないアホな内容です。
では興味のある方はご覧ください!
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あれはまだ私がうら若き20代前半だった頃の出来事・・
「知り合いの美容師さんのイベントがあるから行こうよ!」
友達のレイナちゃんが、美容院主催のイベントとやらに誘ってくれた。
レイナちゃんはモテる。
彼女は、いつも何かおしゃれな集まりやちょっと派手めなパーティーに行っているイマドキの子であった。
ナナコ「美容師さんのイベントか・・。」
当時はまだカリスマ美容師ブームが続いていて、ファッションとヘアカットやアレンジを組み合わせたショーイベントがよく開催されていた。
今もあるのだと思うが、当時は本当にあちこちで開催していて観に行かないか誘われることがままあった。
しかし誘われてみたものの、田舎出身の私は美容院主催のショーなんてどういうものか知らないので、全く想像つかなかった。
・・もう頭の中では、キムタクが常盤貴子の髪を切ってあげていた。
手をつぅないだら行ってみよ〜ぉ♪すいませんすいませんすいません)
そして貴子が
「ねえ、柊二。この世は綺麗だったよ。高さ100センチから見る世界は綺麗だったよ。あなたに出会って、私の人生は、星屑をまいたように輝いたんだ。」
そんな名言を言うところまで妄想が進んだ。
他に私が知っている美容師はもはや3次元には存在しない。「せかキラ」のあの人たちだけだった。
当然私は本庄兄派
・・ついまた漫画の話をしてしまった。話はそれたが、
好奇心旺盛な私は「本物の美容師のショーを観てみたい!」と思ったので喜んで観に行くことにした。
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表参道某所。
会場は小さめだったが、たくさんのモデルさんや美容師見習いのようなかわいい子がショーを見に来ていた。
みんなおしゃれ
夜19時になりファッション&ヘアメイクショー開始。これまた可愛い素人モデルの子が次々と出てきた。
ナナコ「おおー!」
ナナムラはおしゃれな女の子が大好きである。
そこに、これまたかわいらしい美容師くんが現れた。小池徹平と言ったら言い過ぎだが、そういう系統だ。
どことなくドヤ顔
レイナ「あの人が友達なのー!!」
レイナちゃんは目がハート。あの小池徹平系の男の子が好きなんだね。
その後、数人の美容師さんが出てきてカットとアレンジをしメイクするというパフォーマンスを次々に始めた。素早い動きで髪の毛を切り、そのままブローしたりなんだりして、モデルさんは素敵・・というか奇抜な髪型に変わっていった。
ナナコ「(おお…まぎれもないショーだ…)」(他に言い方はないのか)
感動していると、最後にひときわ目立っている美容師さんがスポットライトを浴びて出てきた。
レイナ「あの人・・店長だよ〜たしか」
ナナコ「へえ〜」
”店長”と言われた男性はこのショーのトリなのであった。バーッと髪を切り、そしてアレンジ。手際はさすがだった。
多分上手
まるでもこみちのオリーブオイルかけのようにオーバー&素早い動きであったため、実際何をしているかわからなかった…。
”店長”の外見をまじまじと見てみると、おそらくそのとき30半ばの色黒ヒゲで、今で言うとエグザイル風である。
当時の私には「おしゃれな浮浪者」に見えた。(失礼!)
ナナコ「(う〜ん、すごくチャラい感じの人だなあ〜さすが店長)」
そこで、曲が終わった。完成したらしい。
店長はドヤ顔でニヤニヤ笑っている。
前衛的すぎる
ショーは盛り上がって終わった。
その後会場は立食パーティー形式に。レイナちゃんと、小池徹平風のお友達(コウタくんと言います)にご挨拶をし一緒に飲むことになった。
レイナちゃんはコウタくんに夢中である。
ナナコ「(確かにコウタくん、息子にしたいくらい可愛らしいなあ・・)」
コウタくんと年齢が変わらないくせに、当時から私の感覚はぶっちぎりオバさんであった。
そのとき、背後から男性の大きな声が聞こえた。
男性「おっコウタの友達〜?!」
あっ!!
チャラ店長だ!!
出た!
コウタ「あ、そうなんです俺の友達で・・」
チャラ店長「2人ともあ〜りがと〜!!☆☆店長の小木ですっ☆」
ナナコ&レイナ「(チャ、、チャラい・・)」
チャラ店長「2人ともかわいいね〜!!さあっ!飲もう飲もう」
コウタくんと私たちのキャッキャウフフの時間にチャラさ全開で割り込んできたチャラ店長。
はっきり言って私はチャラい男は嫌いなので「いいよ!3人で飲むから放っておいてくれよ!」と思ったのだが、何を思ったか彼は積極的に私たちに絡んできた。
そしてショーが終わった安心感からか、チャラ店長&コウタはバンバンお酒をあおった。
そして帰り。
私たちの前にまたチャラ店長が現る。
チャラ店長「ナナコちゃんレイナちゃ〜ん、この後飲みに行こうよ!」
ナナコ&レイナ「・・・」
どうやら打ち上げに誘われているらしい。時間は23時、明らかに朝までコースだ。
チャラ店長「ね!行こうよ!おごるからさ!明日休みでしょ?お願いお願い!」
かわいくない
・・良い大人がお願いお願い言ってるよ・・
私は帰りたい気持ちでいっぱいだったのだが、レイナちゃんはコウタくんと飲みに行きたそうだった。かと言って彼女を一人で行かせるわけにもいかない。
・・私はレイナちゃんに付いてチャラ店長達の打ち上げへ向かった。
自分でも偉いと思う。
さて、打ち上げ会場はすぐ近くの安居酒屋。
イベントのときからガンガン飲んでいるだけあって、全員かなり酔っ払っている。
ちなみに私は当時お酒があまり好きではなくソフトドリンク専門だったため、あまり酔っていなかった。
席に着くと、不幸なことにチャラ店長は私の隣に座ってしまった。
チャラ店長「 ナ ・ ナ ・ コ ・ ちゃ〜ん♪ 」
ナナコ「(うわあ・・来ちゃったよ・・)」
私にしなだれかかるチャラ店長。やめろ!寄るんじゃねえ!
チャラ店長「ねえ、ナナコちゃんは彼氏いるの?」
ナナコ「いないですよ」
チャラ店長「え!じゃあ俺と付き合おうよー!」
ナナコ「・・は?」
チャラ店長「付き合おう!てか結婚しよう!!」
!!
か る い
よくナンパされるようなキュートな女の子や、男性を惹きつけるモテ女さんはきっとこんなペースでガンガン男性からアプローチされているんだと思うが
私をこんなハイスピードで軽く口説いてくる人はそれまでの人生(今もだよ!)ほとんどいなかったので、非常に驚いた。
「う〜ん、タイプだ☆」って言ってきた人はいたな。。
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にしても「結婚しようよ」って。お前は鈴木おさむか!
さて、このチャラ店長のチャラすぎる口説きに対して、ナナコは一体どうなってしまったのか!?
次回へ続く!
《本日の学び》
すぐに「結婚しよう」とか言う男は信用してはいけません