婚活オトコ百科

ナナムラナナコの婚活ブログです。出会った男女の愉快な生態を紹介します。

社会人ナナコの冒険(1)そして私は医者に恋をする〜後編〜

こんばんは!ナナムラナナコです。

 

秋めいてきましたね。

涼しくなり、厚着が楽しめる季節になってまいりました!(私は厚着の男性が好きです)。

さて、いくつか告知を入れさせてください。

 

 

《その1》 

一部に根強いファンがいる(?)ナナムラナナコの妄想デート久々に更新しております。

コーエーテクモゲームスさんの真・三國無双より諸葛亮孔明さんとデートしております。

まさかの歴史上の偉人!!!死ぬ!!

sqool.net

 

 

《その2》

noteもちょこちょこ更新しています。

恋愛や婚活のこと以外を書こうと思っていましたが結局そっち系の話ばかり・・

というころでマガジン化しました。

私がさまざまな文献やネットから得たメソッド(笑)など思いつきで書いています。

note.mu

 

以上、告知でした〜。

 

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さて、ここからは前回に引き続き、後編をお送りします。

引き続きドイヒーな内容だよ!下ネタだよ!

肛門科にかかったお話をお届けします。 

↓前回はこちら↓

 

ここまではまだ前哨戦。。

今回はさらに読者の皆様にドン引きされる内容です。

手術シーンや下ネタが出てくるので、苦手な人はサーっと読み飛ばしてね♪

 

 

〜前回までのあらすじ〜

尻に謎の「おでき」ができてしまったナナムラ。

調べた結果、痔瘻かもしれないと思い恐怖で泣き叫ぶ日々。

とうとう肛門科にかかったのだが、爽やかな先生は一通り調べた後

「とりあえず手術してできものを取ってみましょう」

とのこと。

ナナムラは無事に手術を終えるのか。そしてこのIBOは何なのか!?

先生と、尻の手術という戦いを乗り越えるなかに生まれるラブはあるのか!?

想像を超えるスリル、ショック、サスペンス!!(主題歌;愛内里菜)

本年度アカデミー賞最有力候補。

SF超大作「Gとの遭遇」後編!!

 

 

=======

数日後。

朝から手術に向かった私は、とてもビビっていた。

このおできはうまく取れるんだろうか?

まさか尻が陥没するなんてことは無いと思うが・・

そしてこれは痔なのか?

そこが問題だ。場合によっては敬虔なクリスチャンを演じなければならない。※前回参照

 

不安を抱えながら病院へ向かう。

すぐに診察室に呼ばれ、入ると「頼りになる男」爽やかメガネ先生がいた。

f:id:nnnaaa00:20161002005654j:plainクールな肛門科医

 

ああ・・今日も先生は表情一つ変えないぜ。

クールな佇まい×白衣姿が眩しい。

もう、私の王子様だよ。

ニット王子、バラ王子、シミ取り王子に続いて肛門王子だ!!(やめなさい)

f:id:nnnaaa00:20161009005548j:plainもはやなんでもあり

 

先生「はい、ナナムラさん。ではできものをとりましょう。この間のように横になってください。」

ナナムラ「は、はい!!(先生!頼むよ!頼むよおおお!!)」

またもや尻丸出しで横たわるナナムラ。

普段病院では羞恥心があまり生まれない私だが、2回目にして少々恥ずかしさが芽生えてきた。

f:id:nnnaaa00:20161009010121j:plain早くも今日一番のセクシーショットです

嫁入り前の娘がこのポーズはいかがなものか・・

 

先生「じゃあ麻酔の注射しますよー」

ナナムラ「はい!」

先生「チクっとしまーす」

ナナムラ「はい!」

 

刺されるの?刺されちゃうの?

注射を刺されーー 

 

ブスッ

 

ナナムラ「おうっ・・・!!

 

麻酔の注射ってお医者さんや看護婦さんはみんな「チクっとしますよー」って言うけど、実際は「ギューーーッ!!」って感じだよね。

非常に痛い。

 

私の尻に、尻に、ロンギヌスが刺さる!

 

うう・・さすが神技だ。痛い。

何本か打たれた注射をなんとか我慢し、麻酔が効くまで数分待つことに。

 

ナナムラ「・・・」

先生「・・・」

 

沈   黙 。

f:id:nnnaaa00:20161009010312j:plain何か準備してるんだけどこちらからは見えない

せ、先生、尻丸出しでこの沈黙は辛いっすわ。

先生の顔は見えないが、あちらからおケツは見えているはずだ。

頭隠して尻隠さずとはまさにこのことだ。

冷静かつ無口すぎるぜ先生。

・・しかし今思うと妙に明るくされても困っただろうから、クールな感じの先生で良かった。

f:id:nnnaaa00:20161009005809j:plain明るい肛門科の先生(イメージ)

「注射痛いですよねー」とか「すぐ終わるから大丈夫ですよー」とか、何を言われてもこのポーズじゃ話しにくいか。

その辺りの乙女心を先生はわかっていたのかもしれない。

 

数分が経過し、いよいよ手術開始。

先生「よし、じゃあ切開しまーす」

ナナムラ「は、はい!(ひいいいーー!!)」

 

・・・

 

麻酔は効いていて、なんとなく何をされているかわかったのだが痛くない。

先生、痛くないよ!

ありがとう、さようなら、私の尻のおできちゃん。

f:id:nnnaaa00:20161009010830j:plainひどいイラスト

 

しかしその時、先生が謎の声をあげた。

先生「うーーーん?」

ナナムラ「・・・」

な、なんだろう。

私のおできちゃんが何か変ですか?

すると、おできちゃんを完全に取ろうとしたのか、先生がマイおでき周辺をおもいっきり押した。

 

ギューーーッ!!

 

ナナムラ「おおお・・・(ッアーーーー!!!)」

 

痛い、痛いぞ。

麻酔が効いていても痛いぞこれは。

私の口からは「おおお・・」と言う呻き声が出る程度だが、内心は「ッアーーーー!!」である。

手の甲をおもいっきりつねられたみたいな感じ。

 

な、何をしているんでしょうか・・ 

次第に私の目には涙が浮かぶ。何の罰ゲームだよこれは。。

先生「ふむふむ。ではちょっと診てみますねー。」

 

ズブッ!!

f:id:nnnaaa00:20161009010558j:plainまたキター!

 

ナナムラ「・・・!!」

ギューッと押されて痛かったのが終わったかと思ったら

まさかのこのタイミングで、先生はANAに指を突っ込み触診を始めた。

やめてくれー!!心の準備をしていなかったYO!

 

痛い!恥ずかしい!怖い! 

注射や、ギューーっとされた痛さと

丸出しで触診されている屈辱・恥ずかしさと

さらに手術されている恐怖で頭の中はパニックを起こしていた。

 

ナナムラ「(・・・ううう、もうどうにでもしてください・・)」

泣きながら、諦めて先生に身を委ねるナナムラ。

齢30ウン歳にして初めてアウトオブ尻とインサイドオブ尻を責められ(責められてはいないぞ)精神崩壊寸前である。

 

先生「よし、では切開したところを少し縫いまーす」

どうやら私のおできちゃんは無事旅立って行ったようだ。 

 

私はここで、なぜか、ふと顔を上げてしまった。

f:id:nnnaaa00:20161009010947j:plain先生はやりにくかったにちがいない

 

肛門王子こと、先生の顔が見える。

彼は真剣な眼差しで私の尻と格闘していた(当たり前だ!笑ってたらおかしいだろ!)。

蛍光灯の逆光の中で見た先生の横顔は、前に見たときより精悍に見えた。

f:id:nnnaaa00:20161009011120j:plain王子現る

 

え、なんだろう。

この感じ・・

湧き上がるこのキモチ。

 

先生・・・!! 

 

 

好 き か も・・!!!

 

f:id:nnnaaa00:20161009011245j:plain注:ナナムラです

 

 

この瞬間、私は先生に恋をしていた。

 

パニックを起こしていた私は、

涙が出るほどのとてつもない痛み、

シリの穴を蹂躙されている(←失礼だぞ!)恥ずかしさと、情けなさ、

そして恐怖のなかで現れた頼り甲斐のある先生が

数百倍増しでカッコよく見えてしまった。

※ちなみに私には、蹂躙されて喜ぶ性癖はありません。

 

変態と罵られても良い。

私は先生が好きだ。

 

そのメガネの奥の優しさに、私は触れたい。

 

 

・・・トレンディ月9ドラマ「Gの恋人たち」始まる。

 

 

・・・

 

かと思いきや、ラブストーリーは始まらなかった。

そりゃそうだ。

ケツの手術を受けておいて先生に告るやつがいるか!

 

というより、実のところ手術が終わると先生に対する恋心は消えてしまっていた。

どうやらあれは、恥ずかしさと恐怖が巻き起こした単なる吊り橋効果だったようだ。

つくづく人間の恋心なんて単純なものだと思う。

 

〜〜〜〜

 

手術終了後。 

先生は丁寧に手術の内容と術後どうなるかの説明をしてくれた。

 

結論から言うと私は痔ろうではなかった。

ただのニキビが、座った時の接地面にあることで炎症を起こしただけだった。

よかった。本当〜によかった。

先生「紛らわしかったですねーあはは」

先生は今日イチの笑顔を見せた。

キュンとはしなかった。

ただただ安堵しただけであった。

 

 

これが、あっけなく医者に恋をしたアホな女の話でありました。

 

みんなも恋をして気持ちが盛り上がったときは

「何と言われても彼が好き!」

「今までの人生でいちばん好き!」

とか言ってるかもしれないが、吊り橋効果やなんやらで作り出された錯覚かもしれないからな!

気をつけなはれ!

 

 

《本日の学び》

 女は恐怖と恥ずかしさと痛さを一気に感じた時、頼り甲斐のある男に瞬時に恋に落ちる。

 

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