【番外編】婚活オンナ百科〜シングルズバーに行く女たち〜前編
こんにちは!ナナムラナナコです。
クリスマスですねええええええ(白目)
今頃カレピッピとデートして「クリスマスプレゼントはア・タ・シ♡」って言っているはずだったのに・・
その気満々で、ここ3ヶ月くらいセリフの練習を重ねてきたのに。
瞳を潤ませて誘惑するために目薬を購入していたのに。
下着姿で恋ダンスを踊れるように特訓していたのに(怖いわ)。
我々にとっての恋ダンスはジュディオングなんだよ
・・・肝心のプレゼントをあげる相手は現れませんでした。
今日も独りで婚活記録を書いています。
キョウモヒトリ・・
立ち上がれ全国のロンリーガール達よ!
ポケモンGOしてるふりして街中のカップルに体当たりしに行くわよ!!
BGM:加藤ミリヤ「ディアロンリーガール」
『今日もあたしはひとり(でポケモンGO)
(見知らぬ)あなたの迎えを待つひとりで・・・』
ヒトリッデー
ついテンションが上がり迷惑なテロ計画をしてしまいましたが、利口な婚活師の皆さんは、今日の外出はやめておきましょうね。
こんな日に街なんて行ったら、幸せオーラにあてられてあっという間にHPを1にされちゃいますからね。
↓ナナムラが昨晩うっかりHP1になった現場
うっかりガーデンプレイス通っちまったあああ
— ナナムラナナコ (@nanamurananako) 2016年12月23日
このあたりの人たちの輝きに殺される助けて pic.twitter.com/5AC40l8tXg
こういう時はNetflixでも見てじっとしているのが一番。
さて、今回はいまやおなじみの存在になったシングルズバー(相席バー/婚活バー)に潜入した時のお話です。
おそらく「シングルズバー」というものが出はじめた頃。
私は近年流行っている婚活系のバーに行ったことはないので、今回の記事に出てくるバーが本物の「シングルズバー」なのかわかりません。
こういうお店もあったよという記録として読んでいただけると!
※店のシステム等はうろ覚えの記憶で書いております。ご了承ください。
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20代後半で出会いを求めていた私は、会社の同僚女子「よっちゃん」にお誘いを受けてそのバーに行く事になった。
タレ目系美女
よっちゃんは行ったことがなかったが、友達から話を聞き気になっていたとのこと。
どうやらその”シングルズバー”は独身者限定で、日々出会いを求める男女が集まりお酒を飲みながらランデブーしているんだそう!
要は「結婚相手」や「恋愛相手」を探すためのバーということだ。
なんだそれ!気になる!
ということで、クリスマスも迫ったとある12月のある日、私たちはネットで下調べをし、万全の状態で西麻布にあるそのバーへ向かった。
店の名前は「DEAR(仮)」としよう。
金曜の夜、時間は19時。
よっちゃん「こんにちは〜、予約した◯◯です。」
店員「いらっしゃいませ、お待ちしておりました。」
前髪長め
店に入ると、バーテンのような格好をした店員が待ち構えていた。
19時だというのに一人もお客さんが来ていない。開店前じゃないよね?
私たちは入り口近くのテーブル席に座らせられ、店員さんが説明を始めた。
店員「まず、会員になっていただきますのでこちらにご記入ください」
よっちゃん&ナナムラ「はーい」
出されたのは初めて美容院に行った時書かされるアレに似ている。名前や住所、携帯番号などを記入する用紙だ。
店員「この店のシステムはホームページでご覧になっていただけましたか?」
よっちゃん「はい、少し読みました」
店員「ホームページに書いていない部分もあるので、ご説明しますね。」
ナナムラ「はい。(ん?説明?ただ男女相席にしてくれて飲むだけじゃないのか?このバーは)」
疑問が浮かんだのもつかの間、店員は説明用の資料を見せながら慣れた様子でシステムを説明し出した。
立て板に水とはまさにこのこと
店員「まず、女性のお客様にはこのドリンクチケットを2枚差し上げますので、男性と相席になるまではこちらのカウンターでお酒を楽しんでいてください。
それ以上お飲みになる場合は一杯500円いただいております。」
おお・・駆け込み2杯無料ー!ありがとうございます!
何て太っ腹な店なんだ。DEARよ。
店員「女性は無料ですが、男性は相席になった時点でチャージ代金がかかります。」
ふと男性向けの価格表を見ると、なんと男性は1人あたり1時間に数千円程度のチャージ代がかかるようだった。
ナナムラ「!!(えええ、高い!キャバクラみたい・・!)」
いくらバーと言っても普通そんなにチャージ料金かからないよね?
しかも1時間毎課金って。
店員「ご相席になりましたら、相手の男性の方が女性の分も飲食代を支払うシステムになっています。」
ナナムラ「(それはホームページで読んだ気がする・・)」
店員はそう言って、メニュー表を私たちに見せる。
ビール:一杯1,200円〜
カクテル:一杯1,400円〜
グラスワイン:一杯1,600円〜
おらこんな高え飲み物飲めねえだ
うん。そこそこ高いな。ホテルのバーみたいな感じだ。
食事もあるが、量の割に高いんだろうな。
こんな高い価格帯では男性はすぐ帰ってしまうのでは?
チャージ料金を払っているのに、女性の分の飲み代も支払うなんて割に合わなすぎる。
唖然としていると店員は更に驚くようなシステムを説明し出した。
店員「一つ、ホームページには書かれておりませんでしたが大事なことが。」
よっちゃん&ナナムラ「はい!」
な、なんだろう・・
お触りされても許してやれ、とか言われたらどうしよう。
ドキドキしていると店員は機械的に言った。
店員「男性と相席になった場合、お客様が飲まれたドリンク1杯につき500円を、お客様に還元いたします。」
・・ん?
ナナムラ「え?お金がもらえるんですか?」
すかさず質問する貧乏人ナナムラ。
店員「そうです。
例えば3杯ご注文で1,500円、10杯ご注文で5,000円。お客様が帰られる際にキャッシュバックさせていただきます。」
必要性を感じない絵
ほう・・!!
ほうほうほう…
・・・
わかったぞ!
私はようやくこの店のシステムを理解した。
このシングルズバー”DEAR"は、独身同士が出会う場を提供すると言ってはいるもののの、ライトな素人キャバクラのようなものなのだ。
相席した男女の話が盛り上がって長時間店に居れば居るほど、お酒を飲めば飲むほど店が潤う。もちろん支払うのは全て男性。
お店にお金を落としてもらうために、あなたたちは男性客を帰らせずに楽しくジャンジャン飲んでね飲ませてねと。
そういうことですね。
女性はタダ飲みできて、出会いもあって、なおかつお小遣い稼ぎまでできちゃうということですね。
相席になるまでは待機
相席になったら男性を盛り上げる
話が盛り上がって酒が進んだらキャッシュバック
な ん だ そ れ
お 得 す ぎ る だ ろ ・・!
良いんですか?良いんですか?
はっきり言って私はそこまでお酒が強くもないため、キャッシュバック制度は特に嬉しくない。
しかし貧乏性な私にはありがたい。
パアア…
これまで私のブログをお読みいただいた方はおわかりかと思うが、私は「タダ飲み」「タダ食い」という言葉に非常に弱いのである。
※貧乏性事例↓
もしかしてここは女性にとって大変有利なシステムのお店なのではないか。
女性側に年齢制限は無いかビクビクしていたが大丈夫のようだ。
よっちゃんの可愛さのおかげだと思う。
『相席要員という名のサクラかつ素人キャバ嬢』として認められた私たちは、ウキウキしながらこんな店に来る漢気溢れた男性客を待つ。
ナナムラは、その時まだ知らなかったのだ。
シングルズバーでこの後何が起こってしまうのかを・・
>>続く
《本日の学び》
一部のシングルズバーには小遣い稼ぎに来ているサクラ女がいるぞ!
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