婚活怪奇ファイル〜お食事編2〜「カニ男との遭遇」
こんばんは!ナナムラナナコです。
先日、女友達の結婚式のドレス合わせに着いて行き、彼女がドレスを試着する姿を見ていました。
「あれも着たら!?」
「これも着なよ!」
「あれも似合うんじゃない?」と
貸ドレス屋のおばちゃんにドン引きされるほどのハイテンションで花嫁にドレスを着せるナナムラ・・
新郎を押しのけ写真を撮りまくるナナムラ・・
感動して涙ぐみティッシュを借りるナナムラ・・
いやあ楽しかったわ〜人のおめかし見るの好きだわぁ〜
自分は特にドレスとか着たいと思わないんですけどね。どうもあーいうドレスは似合わない気がして。
え?「大丈夫だ!お前は着る機会ねえよ!」って・・?
アハハ・・おっしゃる通り・・
アハハ・・
ア・・ハ・・
変だな。目の前がぼやけて何も見えない・・
さて、前回に引き続き「婚活怪奇ファイル〜お食事編〜」の続きをお送りします。
前回はコチラ↓
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今回は読者様のタレコミから!
Twitterで報告をくれた”E美さん”が出会った男性のお話。
ちょっとトラウマになりそうな内容ですので心して読んでね。
ご報告ありがとうございます!
E美さんはお若いながらも婚活を始めたそうで、婚活サイトに登録して男性と会ってみたとのこと。
最近は若くても婚活に励む子が増えてますよねー。
えらいぞ、がんばれ!私も頑張る!
話を聞いていると、E美さんはあまり男性経験がなくピュアなタイプだということがわかった。
どういう男性と出会えば良いのかイマイチわからず、ひとまずアプローチをくれたアラフォー男性と会ってみることにしたそうな。
名を「大井さん(仮)」としよう。
完全に想像です(しかも呼び捨て)
ーー余談だが、”ひとまず会ってみる”という勇気って婚活においてはとても大事だと思う。
そりゃ危険な感じの男性と会う必要はないけど、本当に出会いが欲しいのだったらよくわからない・よく知らないくらいの相手でもどんどん会ってみるべきだ。
よく女友達に
友「ナナムラはよくそんな知らない男と会えるね!なんで〜?私だったら絶対無理!知らない相手とか怖いし・・」
と言われるが、お答えしよう。
そんなのは慣れでどうにでもなる。
さて、そんな勇気のあるE美さん。アラフォー男性「大井さん」と初対面である。
彼は服装はカジュアルで若めだったが顔は年相応といった風貌だった。
しかし、彼は自分より遥かに若いE美さんと会って喜ぶかと思いきや、少し顔が曇った。
不穏な空気・・
E美「(なんだろう・・思っていた感じと違ったのかな?)」
不安に思ったE美さんだが、彼が決めてくれたお好み焼きやさんに向かう。
ちなみに事前に「お好み焼きに行こう」ということは言われていないそう。大井さんにはこちらを見て勉強してもらいたいですね。↓
ジュージューとお好み焼きを焼く間、全く盛り上がらない会話。
ちょっと!年上の男性なんだからリードしてほしいものだわ!byナナムラ
それまでむっつりしていた大井であったが、お酒が入るとようやく口を開いた。
大井「あのね、
俺、このサイトで数人会っているんだけどね」
「趣味はなんですか〜?」などの婚活的な会話が繰り広げられるかと思いきや、急に自分の活動報告が始まった。
E美「そうなんですか」
大井「うん。しかしね、最初に会った子は全然気が利かなかったし、次に会った子は奢ってもらえて当たり前と思ってたんだよー!」
E美「はあ・・」
初対面のE美に対し、大井はなぜかこれまで会った女性の悪口を繰り広げる。
イライラ
こらこら大井よ。
会ったばかりの女の子に違う女の悪口言っても、印象が悪くなるだけだってわからないのか?
E美さんもずっと聞いてあげるなんて良い子すぎる!
そんなのはな、
「シャーラッッップ!黙って豚玉ミックス食えぇぇこの選り好み野郎!そんなこと言ってると一生孤独だぞこんにゃろオオオ!」
ってジョジョの登場人物のような表情でキレながらコテを振り回してしまえ!(110番されます)
何人かの女性の話をしていくうちに、愚痴はどんどんヒートアップしていく。
そして興奮し始めた大井の口元にはなんと
泡。
A・W・A!
そう、彼は泡を溜めちゃうタイプの男性だった。
「あらあら!泡がお口についてますよ」とも言えずただただ泡を見つめるしかないE美さん。
A・W・A !!
おじさんでたまにアワアワしちゃう人っているけど、婚活で出会うとかなり気になる。
というかちょっとした恐怖。
お前は岩に挟まって苦しむ、カニか!
かに道楽の店前で動き続ける、カニか!
猿カニ合戦で虐げられる、カニか!
やめてっカニー!柿をぶつけないでっカニー
カニ男が繰り広げる悪口を聞いてあげながら囲むお好み焼き。もはや苦行でしかない。
E美の我慢の時間が数分続き、だんだん限界が近くなってきた。お好み焼きは焼きあがって湯気を出している。
すると、
ずーーっと別の女性の悪口を言っていた大井の興奮はさらに高まり、ここにきて最高潮に!
大井「何がムカつくかってさ!」
E美「はい・・」
大井「これまで何人も女性と会ってきたんだけど
みんなプロフィール写真と顔が違うんだよっっ!!」
叫ぶ大井!!
とその瞬間、彼の口から勢い良く泡が飛び出した。
ポーン!
そしてあろうことか
E美のお好み焼きへ!!
落下。
泡、落下!
!!!
ひいいいいい!!!
ナイスショーーット!!
グリーンにオンしました!!
「課長、さすがの腕前ですね!
チャー シュー メーン♡ ですね!」
ワイは猿や!プロゴルファー猿や!!
”旗つつみ”で決めたるでえええ!!
今思うとすごいキャラクター
衝撃的すぎてE美の頭の中は名作ゴルフ漫画の名シーンでいっぱいになってしまった(んなわけない)。
E美「・・・!!!!」
泣きそう
大井「あ、入ったね。
で女ってさ、なんであんなに自撮り写真が・・」
オイ・・
「女の自撮り写真は本物と違う」なんてもうどうでも良いよ。
お前人のお好み焼きに泡を飛ばしておいて「あ、入ったね」で済ますつもりか?!
その後、E美さんは一切お好み焼きに口をつけられず、ただ愚痴を聞いてあげて終了したそうだ。
完。
※本ストーリーは、E美さんからいただいた報告を元に脚色しています。
♡おまけ♡
「写真と実物」問題
恋活アプリなどで出会った男性に聞いてみると確かに「写真と実物が違う女がたくさんいる」という愚痴を言ってくる人がいる。
しかし、そういう愚痴を言ってくるのは大抵が30代後半もしくは40代以上の男性である。
なぜか。
理由は明確。若い女の子の写真を見慣れていないだけだ。
SNS等で若い女友達と頻繁にやりとりしていれば、大抵”女の子の撮る写真はアテにならない”なんてことはわかってくる。
もしくは「自撮りでこういう感じだから、本物はこうかな?」という想像ができる。
女子の自撮りを見慣れていないオジサンだけが
「写真と実物違うやないかあああ!!」
と言って怒るのである。
その証に、20代男性数人にこの件について聞いてみたところ
「写真を見れば本物がどの程度かなんて想像つきますよ」
という回答が。やはりな・・。
若者は、女性が写真をどの程度加工しているか、どの程度白く飛ばしているか、そこまでわかっているのである。それはそれで恐ろしいが。
婚活女性のみなさん、気にせずに可愛い写真を載せましょう。
《本日の学び》
初対面の男性とのご飯には、時折危険がつきまといます。怖い場合はお茶だけにしておきましょう。
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