今までで一番イラっときた合コンの話ー後編ー
こんばんは、ナナムラナナコです。
前回に引き続き、このちょっと失礼な男「宮澤(仮名)」との合コンの話です。
前編↓
おや?タイトルが前編と変わってますね?
そう、よくお気づきで。
実は前編をアップしてから、
いろいろな方が私にひどかった合コン体験を教えてくれたのですが、聞くとかなり「上には上がいる」状態でした。
例えば、二次会のカラオケで男性2名が全裸になったとか。
BGMはマツケンサンバです
初対面の人に笑いながら「死ねよ」って言われたとか。
あとこの方とか
わたし、携帯取られて男の口の中に入れられたことがある。合コンでブチ切れて帰ったのはこれが最初で最後。 https://t.co/Yy6YOCyRnM
— しー (@440shishi044) 2016年5月20日
ワイルドすぎる。
なんで口に入れちゃったんですかね?食べられる携帯だと思ったんですかね?
食べられる野草
携帯食べられたら潔癖症の私にはもう逃げ場がない。すぐに携帯捨てるよ。うん、捨てる。
とにかくみなさんの体験がすごくてですね…高尾山しか登ったことがないのに山登りの大変さを語っている、みたいな気持ちになったのです。
で、これから後編を書くのが恥ずかしかったのでレベル感を下げました。
「ムカつく」から「イラっと」に変えたのでした。(変わんねー!)
〜前編のあらすじ〜
女性に対する暴言が発言が目立った彼らですが、初老を感じさせるオトコ「スギ爺」の出現によって場の空気はなんとか保たれました。
しかし、そこに予定になかった第5の男、宮澤の同僚が現れます。
誰なんだ?こいつは?
これがイラっとくる合コンの始まりであった。
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男D「宮澤さーん」
宮澤「お!伊藤〜!!」
幹事のえなり、もとい宮澤に声をかけてきた濃い顔の男性。
宮澤「なになに?お前らももしかして飲み会デスカ?」
男D「そうなんスー!」
・・え。
どうやら、2人の話から察するに宮澤の同僚は同じ店の隣の個室で合コンしているらしい。隣に宮澤がいることを知って、訪ねてきたのである。
マジですか?とんだ偶然。
すると、なんとまた一人現れた。
男E「えー!宮澤何やってんの?え、大木もいんじゃん!」
男A(合コンメンバー)「立花ー!入ってくんなよ〜ww」
男F「え、何?何?ここでやってんの?あ、ごめんなさ〜い、俺たち隣で飲んでた者です〜」
女性陣「・・・はあ・・」
なんだこれ
・・・
意味がわからない。
4:4の合コンのはずが、5人目6人目7人目8人目と知らない男性がザワザワと個室に入ってきて変な雰囲気になった。
宮澤の同僚が入れ替わり立ち替わり現れ、我々の個室の様子を見、ワイワイはしゃいでいる。
お前ら!ここは神聖な合コンの場だぞ!会社に戻ってワイワイしろ!
はっきり言って迷惑。
私はついにイラついてきた。なんやねんこいつらは。
偶然とか言ってるけど嘘だよね?示し合わせて同じ店で予約したんじゃないの?
男性陣は隣の合コンの男子メンバーと、個室の入り口付近でわいわいしゃべり出してしまった。おい、何男同士で盛り上がってるんだ。
私たちは唯一席に残ったスギ爺と会話することに。
女性A「スギ爺・・さんは趣味はなんですか?」
スギ爺「えーと、学生の時にやっていたバドミントンを休みの日にもやっているかな」
女性B「え!バドミントンって結構ハードに動きますよね?」
スギ爺「そうですね、結構ハードです」
女性C「すごーい」
おいしいぞスギ爺
女性4人を一気に相手するスギ爺。こんな経験は滅多にないらしく緊張しっぱなしである。
やっぱりチャラい野郎たちよりスギ爺みたいに落ち着いた優しい男性がいいよね。
スギ爺に感心する私たちをよそに、4人の女性と会話しなければいけないというプレッシャーからスギ爺はみるみる衰弱していった。
やばい!スギ爺が本物の爺になってしまっている!!
本物のジジイ出現
その時、私はあることに気がついた。ワイワイ話していた宮澤とその同僚2人が個室の入り口のところにいない。
ナナコ「(廊下で隣の合コンの奴らと話しこんでるのかな?)」
そう思ったのだが、10分、20分、30分経っても彼らは戻って来ることはなかった。
私たちももう、彼らの女性を小馬鹿にしたトークには飽き飽きしていたので良いんだけど、外で話したり隣の個室に顔出したりするにしても長すぎじゃないか?
依然、スギ爺と女性陣は1:4で話している。というかスギ爺はもう疲れてしまい口数も少なくなり頷いているだけ。
おい宮澤!スギ爺にもうお迎えがきてしまうぞ!助けに来い!
ナースコールナースコール!
さすがにこの状況はおかしいだろうと思った私、宮澤たちを呼びに行く気も失せていたがそろそろ連れ戻さなければ。
お手洗いに行くついでに彼らを探しに行った。
個室の外に出てみる。廊下にいると思っていたが、彼らはいなかった。
あれー?と思いトイレまで行って戻って来る。
やはりいない。
も し や。
隣の個室の扉がちょっぴり空いていたので、その隙間から市原悦子のように中の様子を伺った。
婚活師は見た
するとそこにいたのは・・
5人ほどのパーリーピーポー的(ひどい言い方をするとイケそう)な女の子たちとさっき我々の個室に入ってきた顔の濃い男。宮澤の同僚たち。
とにかくもう距離が近くくんずほぐれつ状態
女の子たちは揃いも揃って泥酔寸前というところまで酔っ払っている。空のグラスの山。
そして、
いた!!!
あらやだ
そこには女の子に絡む宮澤と
男Aと男Bの姿。
なんと彼らは、ちゃっかり隣の合コンに参戦していたのだ。
女5人に対し男8人の状態。チャラめな女の子を男たちが囲み、テキーラなどの酒を飲ませて必死に口説いていた。
こりゃどういうことんだ。スー◯リかなんかのサークルか?
すると、悦子状態の私と宮澤の目があった。私の異様な目つきに気がついたらしい。
ヤベ・・という顔
おい何やってんだよ戻ってこいよ戻ってこいよ。
・・・目で訴える私。
しかし
あっ
!!
目そらしたー!!
宮澤は、変わらず隣の女に酒を飲ませ始めた。
・・これは戻ってくる気ないな。
・・・ああそうかいそうかい
ナナコは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の宮澤を除かなければならぬと決意した。ナナコには合コンがわからぬ。ナナコは、村の婚活師である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
なんなんだよお前ら。
自分たちの合コン相手は放置ですか。
いくら私たちがチャラくなくて即日イケなそうだからって、それはないんじゃないの?
いや、仮に私たちのことを「ナイ」と思ったとして(いいや、私の連れてった子はみんなかわいかったぞ)お前たちと会うために集まったメンバーと、残業しながらも来てくれたスギ爺に対して失礼でしょうが。
なんなら私たちに一言「解散しましょう」と言ってくれれば納得して帰るのに、放置ってどういうことですか。
おそらく、こういう流れにすることも彼らは計画していたんじゃないかと私は思う。
2合コンのうちイケそうな方に流れてそこで頑張ると。
乱◯でもしようと思ったんじゃないのかしら?
あら、お下品だった?。
とにかく、目の前の女性に敬意の一つも払えないヤ◯チ◯野郎は、患部を雷に打たれて焼け焦げてしまえばいいのに、と思った。
呆れた宮澤だ。生かして置けぬ。
私たちは、スギ爺に丁寧にお礼を言いその日のコース料金を置いて先に帰った。スギ爺もその後すぐ帰ったらしい。
〜その後〜
女性陣のみで2次会に向かい、本日の反省会(主に私)を行った。
幹事である私は責任重大なので、他の女性たちに平謝りです。
彼女たちは「スギ爺が良い人で楽しかったよ〜」「残してきちゃったけど大丈夫かな〜?」と言いながら笑ってくれました。
あの日の君たちの優しさを、私は忘れない。
かわい子ちゃん達よありがとう。
そして、スギ爺フォーエバー。
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これが私が唯一「ムカついて途中で帰った」合コンでありました。まあ試合放棄したのは向こうなんですけどね。。
非常〜にイライラしたんですが、怒りを通り越してガッカリしてしまいました。
それでもお前ら、代理店勤めか?と思ったものです。(若手があんな奴らばっかりの会社は経営が傾くぞコンニャロウ!てか傾け!)
はっきり言ってこんな合コンの話、聞いたって誰もおもしろくないだろうと思うんですが、男性陣にはこういう合コンは絶対にしてほしくないので書きました。
《本日の学び》
合コンに参戦したら、目の前の相手に集中すんのが当たり前だろうがこの野郎ー!!