合コンで出会った年上オトコ〜偉大な父〜
こんばんは、ナナムラナナコです。
前回に引きつづき、おっさんとの遭遇談でございます。前回と似たような話で恐縮ですが(爆)ぜひご覧ください。
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美魔女のマミさんがまたまた合コンに誘ってくれました!神!女神!
先日の合コンでは「たいめいけんの三代目」が来てしまいましたが
今回はどうかなどうかな〜とウキウキ気分で合コンに参加!
その日は合コンスタメンの、私の友人のなかで「数年後美魔女になるぞランキング1位」に君臨する『マジョ子』も一緒でした。
爪の先まで女子力の塊
若くて可愛い男の子がお好みのマジョ子。タイプの芸能人は若い頃のhydeです。
マジョ子と私は隣に座って男性陣の到着を待ちます。
キター!
かわいい男の子(20代前半)が2人、上司に連れられてきました。明らかに人数合わせのために無理やり参加させられている感じ。
お肌ツルツル
この際イヤイヤでもいい!あのかわいい男の子としゃべりたい!
私とマジョ子は念力を送りました。
しかし、願いは虚しく若い男の子2人はマミさんたちの目の前へ。
私とマジョ子の前は空いている・・
誰か座るのかしら。
そう思ったとき、前の席に男性が腰掛けました。
男「よいっしょ!!」
ドスン!
と勢いよく座ったその男はなんと
どっからどう見てもビッグダディだったのだ。
さ〜すらいの〜
ひえええ
なぜ橋下清志そっくりのおじさんがデートにぴったりのおしゃれイタリアンにいるのか。。
ダディ「よしっじゃあ飲むかー!」
ナナコ&マジョ子「は、はい・・」
みーちーの途中でー
明らかに、明らかにマジョ子のテンションが下がっている。そうだよねマジョ子。好きな男性のタイプhydeなのにこれはないよね。ただでさえごつい男性が苦手なんだもんね。
うんうん、私もね、hydeとビッグダディは対極にいると思うよ。
理想と現実
しかしマジョ子は大人なのでがっかりを顔に出したりはしません。営業スマイルでダディの会話に乗ってあげています。いい女だ。
ダディ「いやーこんな楽しい飲み会を開いてもらって嬉しいよ。俺2年前に離婚してね」
ナナコ&マジョ子「へえ〜!さびしいですね〜」
(こいつマジで本物のビッグダディなんじゃないか?)
とりあえず隠しカメラがないか確認。
ダディ(推定5■歳)は美魔女予備軍のアラサー女とおしゃべりできて嬉しかったのか、徐々に出来上がっていきました。
ダディ「2人はどういう仕事してるの?俺はね◯◯(某大手外食チェーン)の経営企画室にいるんだけど」
整体じゃなかったのね。名刺を渡してくる。うん、いらないな。
ダディ「前妻はねー、ちょっと束縛が激しかったから別れたんだよね!俺は毎晩飲み歩いちゃってたからな〜。毎晩『早く帰ってこい』ってうるさくてね。あ、子供は2人いるんだけどね」
・・それ束縛とかじゃなくあなたのせいでそうなったのでは。てか子供を奥さんに任せっぱなしで飲み歩くなんて最低だろ!
横を見るとマジョ子は青ざめた顔をしながら笑顔で話を聞いている。
このなかにお医者さんはいらっしゃいませんかー!?
この青ざめ方、確実に引いている。早く席替えしてあげなくては。
そこで男性側の幹事(この人もそこそこおじさん)が気を利かせてくれた。
男幹事「じゃそろそろ席替えでもする?」
ナナコ&マジョ子「(よっしゃ!)」
やったやった、これで終わりの見えない日曜エンターテインメントもついに終了ですね!内心喜ぶ私たちであったが、ここでダディがまさかの一言
ダディ「え!いいよ俺めんどくさいからこのままで!」
ナナコ&マジョ子「!!」
な、な、な、なんてことを!
・・どうやらダディはマジョ子をいたく気に入ってしまった模様。テコでもマジョ子の前から動かないつもりらしい。
幹事「そっか。。じゃあいいか」
席替えはうやむやのうちになくなってしまった。ちょっと、頑張ってくれよ幹事!諦めんなよ幹事!!
あきらめんなよあきらめんなよ
目で訴えたが、どうやら力関係は幹事<<<ダディのようだ。もう席替えは無理っぽい。
終わった ・・本日の合コン終了だ。。
うなだれる私とマジョ子。しかしその後も彼のテンションは上がっていくばかり
ダディ「マジョ子ちゃんとナナコちゃんは俺のこと好きだよな!?」
ダディ「え、マジョ子ちゃん俺と付き合いたいの?」
ダディ「じゃあ来週の日曜!俺と銀座で待ち合わせね!」
ナナコ&マジョ子「・・・」
やはり偉大な父ともなると違う
本物のビッグダディと見まごうばかりの強気発言連発です。なんたる強引さ。これが大家族を作り上げたダディの攻撃的合コンですか!
ま、、まさかマジョ子を次の妻にしてさらなる大家族を作る気なんじゃ・・
大丈夫だ!マジョ子!全然美奈子に負けてないよっ
その後、ダディに「絶対デートする」という約束を取り付けられ、青ざめた顔で帰宅するマジョ子であった。
完
<本日の学び>
いざというときのために日頃から念力は鍛えておこう